青汁×納豆の組み合わせの効果はすごかった!6つの効果と薬との併用についても徹底解説◎
健康食品の代表でもある「納豆」。
そんな納豆を青汁にプラスすると、青汁がもつ6つの健康効果がパワーアップできます。
今回は健康を第一に考えている人のために、
- 青汁×納豆で得られる健康効果
- 青汁×納豆の味わい
- 青汁×納豆と薬の併用につて
といった3つをメインに解説していきます。
青汁と納豆、そして薬との併用について気になっている人は以下をタップしてください。
青汁×納豆と薬の併用についての解説をすぐに見れます。
- この記事を監修してくれた先生 -
北垣 毅(きたがき たけし)先生
たけしファミリークリニック院長
千葉大学医学部臨床教授
高知大学医学部卒業後、亀田総合病院総合診療科医長や東川口病院総合診療科部長などを経て、現在、たけしファミリークリニックの院長を務める。
「米国家庭医療専門医」や「米国認定救命救急士」などの資格を持ち、幅広い病気に対応する。
目次
青汁×納豆で6つの健康効果がパワーアップする!
1.【ダイエット効果】納豆の2つの成分がダイエット効果を上げる◎
”納豆ごはんダイエット(※)”というダイエット法があるほど、納豆には高いダイエット効果があります。
※1日1パックの納豆を食べるだけのダイエット法。
ポイントとなるのは納豆に含まれる以下の2つ成分のはたらき。
- レシチン
⇒脂肪を溶かして脂肪の燃焼をサポートする - サポニン
⇒体内の脂肪を絡め取り排出する
上記のはたらきがカラダの脂肪を減らします。
また青汁には、代謝を上げて脂肪燃焼を助ける成分である酵素やビタミン類がたっぷり。
「納豆⇒今ある脂肪にアプローチ」「青汁⇒脂肪をためにくくする」という仕組みで、効率よく脂肪を減らせます。
2.【アンチエイジング】ポリアミンが老化を強力防止!
青汁と納豆に含まれる、若々しさをキープするのに欠かせない成分がこちら。
【納豆】
ポリアミン
【青汁】
- βカロテン
- 酵素
- ビタミンC
鉄が錆びてボロボロになるのと同じく、人も錆びると老けてしまいます。
若々しさを保つなら”サビ”を防ぐことがポイント。
上記の成分はすべて、老化の原因となるカラダの細胞のサビを防ぐ抗酸化作用があります。
また納豆がもつポリアミンの抗酸化作用はとても強力。
実際にポリアミンをあたえたマウスは、見た目が若返り寿命も伸びたという実験結果があるほどです。
(参考資料:【納豆はアンチエイジング食】「見た目」も「遺伝子」も若返らせる成分”ポリアミン”の効果)
「年齢によるシワやシミが気になる」という人は、積極的に納豆×青汁で栄養を摂りましょう。
3.【美肌効果】納豆と2つの成分が若々しい肌づくりをサポート
納豆には美肌効果がある、
- 大豆イソフラボン
⇒女性ホルモンのバランスを整えて肌にハリとツヤをあたえる - ポリグルタミン酸
⇒肌に潤いを与える効力がヒアルロン酸の10倍
といった2つの成分があるので、ハリ・ツヤ・潤いのある肌づくりが期待できます。
さらに上述した納豆のレシチンによって脂肪が減ると、分泌される皮脂も減るのでニキビ予防にも効果的です。
青汁にも、美容に欠かせないビタミンがたっぷり。
青汁の原料である大麦若葉の場合「ビタミンCがレモン約1.4倍」「βカロテンがトマト約5倍」もあります。
(関連記事:青汁の原料「大麦若葉」に期待できる効果8選!オススメ大麦若葉青汁あり◎)
化粧水や乳液で外側からのケア、青汁×納豆で内側からのケアができます。
4.【便秘解消】豊富な食物繊維でガンコな便秘を解消
青汁×納豆は、ガンコな便秘の解消にも効果的。
青汁も納豆も食物繊維がたっぷりとれることで有名な食材です。
※食物繊維は腸のはたらきを活発にしてくれます。
青汁のメジャーな原料の大麦若葉と、納豆に含まれる食物繊維量がこちら。
食物繊維量 (100gあたり) |
|
---|---|
大麦若葉 | 4.0g |
納豆 | 7.0g |
キャベツ | 2.3g |
表からわかるように大麦若葉と納豆には、キャベツの2倍~3倍近くの食物繊維があります。
豊富な食物繊維が腸を活発することで、溜まった便が押し出されきっちり排出できるんですね。
5.【腸内環境の改善】納豆菌と水溶性食物繊維のダブルパンチ!
納豆には「納豆菌」という、腸をキレイにしてくれる成分があります。
納豆菌のおもな働きがこちら。
- 腸をキレイにする善玉菌を活性化させる
- 殺菌作用で腸のはたらきを鈍らせる悪玉菌を減らす
上述の2つのはたらきで、腸をキレイにする善玉菌を活性化&増殖するので腸内環境がよくなります。
また青汁にも、腸内環境を整える成分である水溶性食物繊維がたっぷり。
水溶性食物繊維も老廃物を絡め取ったり、善玉菌を増やすはたらきがあります。
腸内環境の改善は免疫力アップや肌トラブル回避につながるので、健康のためにも腸のお掃除は大切です。
6.【高血圧予防】ナットウキナーゼが血栓を防ぐ
高血圧の予防に役立つのが「青汁のカリウム」と「納豆のナットウキナーゼ」の2つ。
- 青汁のカリウム
⇒血中にムダな水分をため込むのを防ぐ - 納豆のナットウキナーゼ
⇒血の塊(血栓)ができるのを防ぐ
血中のタンパク質が固まると、血管を太くして血圧が上がる原因になります。
ナットウキナーゼはタンパク質を溶して血液をサラサラにする作用があるので、高血圧予防に効果的です。
またナットウキナーゼの作用は、血栓予防の医薬品よりも強力とされています。
(参考資料:「納豆」は血栓を溶かす唯一の食べ物!ナットウキナーゼの作用を医師が解説)
普段から塩っ気の多い食事ばかりの人は、1日のうち1食は青汁×納豆を取り入れましょう。
青汁×納豆は別々でとるのがオススメ!
気になる青汁×納豆の味ですが、ズバリ不味いです。
実際に私も食べてみましたが、美味しくありませんでしたし見た目も悪く食欲がなくなります…。
※納豆と青汁を混ぜるとほうれん草を生で食べているような味わいになります。
そのため納豆を食べながらお茶代わりに青汁を飲むのがベスト。
青汁の風味が気になる人は、水を多めに割ればスッキリ飲めて食事にも合うのでオススメです。
上述した6つの効果は混ぜないと実感できないことはないので、無理なく続けるためにも別々で摂ってみてください。
⇒【食事にも合う飲みやすい青汁!】飲みやすくておいしい青汁TOP10!
青汁×納豆は薬との食べ合わせは大丈夫?!
青汁と納豆に共通してある問題が薬との併用です。
ここではインターネットなどでよく疑問にあがる、
- ワーファリン
- バイアスピリン
といった2つの薬と青汁×納豆の食べ合わせについて解説します。
上記の薬を飲んでいる人は、青汁×納豆を摂る前にチェックしておきましょう。
『ワーファリン』にはビタミンKが天敵!薬の効果を打ち消す可能性あり
青汁×納豆は、ワーファリンを服用中の人にはオススメしません。
青汁には”血を固める作用”をもつビタミンKが豊富。
また納豆にふくまれる納豆菌はビタミンKを生成するはたらきがあります。
いっぽうでワーファリンは「血液を固まりにくくする」薬です。
なのでワーファリン服用中の人がビタミンKをとると、薬の効果を打ち消す可能性があります。
症状の悪化につながりかねないので、ワーファリン服用中のひとは控えましょう。
『バイアスピリン』は抗血小板薬だから問題なし!
ワーファリンとよく似た薬であるのが、バイアスピリン。
「ワーファリンがダメなら、バイアスピリンもダメ?」という疑問になる人もいると思います。
結論からいうと、青汁×納豆はバイアスピリンを服用中の人は問題ありません。
バイアスピリンは血を固める薬ではなく、かさぶたを出来にくくする薬。
ビタミンKにはかさぶたを増やす作用はないので、薬の効果を打ち消すことはありません。
バイアスピリンを服用していても、青汁×納豆を安心して食べれます。
青汁×納豆アレンジ まとめ
青汁×納豆はダイエットから美容、生活習慣病まで幅広くサポートできる優れもの。
- 【ダイエット中の方】
⇒納豆と青汁で置き換えダイエット - 【健康志向の方】
⇒納豆を加えた食事のお茶代わりに青汁をプラス
上記のように目的に合わせて使い分けてみるのもいいでしょう。
とはいえワーファリン服用中の方は、薬の効果を打ち消しかねないので注意が必要。
服用している薬をきちんと確認して、普段の食事に青汁と納豆を取り入れてみてください。
汁太郎
【青汁歴】
7年6ヶ月
【イチオシ青汁】
リッチグリーン、極の青汁
こんにちは!青汁歴7年以上、飲んだ青汁は20種類以上。学生時代、不摂生で体調を崩して しまったことをきっかけに青汁デビューしました。それ以来日々の栄養サポートのため、毎 日欠かさず飲んでいるほどの青汁モンスターそれが私、汁太郎です。記事では皆さんの悩み に寄り添って、青汁の”特徴や味わい”をありのままに伝えることを心がけていきます!
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