「青汁=全部マズイ」は大嘘!飲みやすい青汁を選ぶ3つのポイント教えます。
「まずい!もう一杯!」
青汁といえば、このフレーズを思い浮かべる方も多いと思います。
90年代に話題となった、キューサイ青汁のCMの1フレーズです。
青汁はマズイと思っている人は多いですが、それも昔の話!
今ではおいしい青汁が増えてきてるんですね。
- 青汁がマズイと言われる理由
- 青汁の原料ごとの味わい
- おいしい青汁を選ぶ3つのポイント
今回は上記の3つをメインに、青汁のおいしさを解説していきます。
目次
「青汁はマズイ」とイメージを持たれる理由とは?
青汁がマズイと思われているのは、昔の青汁の原料が関わっています。
今では青汁の原料も、
- ケール
- 大麦若葉
- 明日葉
と多種多様です。
しかし昔の原料はケールがメインだったんですね。
ケールは青汁の原料のなかでも、クセとエグみが強い素材。
そんなケールをつかった青汁が昔は主流だったので「青汁はマズイ」と定着しました。
また昔は砂糖や塩をつかわず、ケールをそのままドリンクにしていた事もマズさの理由の1つです。
“飲みやすいから栄養がない”は大間違い!
上述したように、青汁の始まりは緑黄色野菜の王様のケールでした。
たしかにマズさに見合うだけの栄養をもっています。
といっても「飲みやすいから栄養がない」ということはありません。
飲みやすい原料がつかわれ始めてますが、ケールに負けないほどの栄養を持っている素材が使われています。
また以下のことも青汁が飲みやすくなった理由です。
- 青汁を作る製法が発展した
- 苦味を抑える農法が追求されている
- 抹茶や緑茶をブレンドしている
青汁の栄養を損なうことなく飲みやすくできるよう、製造側も研究を重ねています。
「良薬口に苦し」という言葉は気にせず、自分が飲みやすい青汁を探しましょう。
青汁の代表的な原料4つの味わいを紹介!
青汁は原料によって味わいが違います。
以下では青汁のメジャーな原料ごとの味わいと特徴を紹介。
青汁選びの参考にしてください。
- ケール…苦味と青臭さが強い
- 大麦若葉…緑茶のようなスッキリした味わいで青臭さもほとんどなし
- 明日葉…ケールと大麦若葉の中間くらいの苦味と青臭さ
- 桑の葉…お茶にもつかわれるほどサッパリした飲み口
【ケール】青汁の元相!栄養価も苦味も王様級
青汁の元祖でもあるケール。
緑黄色野菜の王様と呼ばれるほど栄養素がたっぷりなケールですが、マズさも王様級です…。
キャベツを何十倍にも凝縮したような青臭さです。
「まずい!もう一杯!」で一躍有名になったキューサイの青汁も、ケールの搾り汁をそのまま冷凍したものでした。
とはいえやはり栄養素は、普段食べている野菜とは比べ物にならないほど豊富です。
ケールの栄養価 (100gあたり) |
野菜との比較 | |
---|---|---|
ビタミンC | 241mg | 約レモン4個分 |
ビタミンA | 19,100μg | 約ほうれん草5束半分 |
ビタミンE | 18.6mg | 約かぼちゃ1個半分 |
カルシウム | 2,180mg | 約牛乳パック2本分 |
マグネシウム | 409mg | 約納豆8パック分 |
食物繊維 | 31.3mg | 約キャベツ1玉分 |
これほど栄養価が優れているからこそ、青汁の元祖となったんですね。
栄養価重視の人や、苦い青汁じゃないと飲んだ気にならないという人は試してみてください。
⇒【健康志向の人必見!】栄養たっぷりのケール青汁ランキング!
【大麦若葉】スッキリした味わいで、栄養価のバランスがいい原料♪
現在もっとも青汁の原料として使われているのが「大麦若葉」です。
その人気の理由が、バツグンの飲みやすさ。
商品によって差はありますが、お茶のようにスッキリと飲めます。
もちろん栄養価もケールに劣らず優秀。
ビタミン・ミネラルがバランスよく含まれ、特にビタミンCと鉄分の量が優れています。
(関連記事:青汁の原料「大麦若葉」に期待できる効果8選!オススメ大麦若葉青汁あり◎)
クセがないので食事との相性もよく、青汁初心者でも始めやすい原料です。
⇒【青汁初心者におすすめ】スッキリ飲みやすい大麦若葉青汁ランキング!
【明日葉】若干クセがありながらも栄養価満点の原料
青汁の原料の中でも、ダントツの栄養価を誇るのが「明日葉」。
ただケールより飲みやすいですが、独特のクセがあります。
明日葉の青汁を選ぶなら、大麦若葉など他の原料がブレンドされているものを選ぶのがオススメです。
またケールと明日葉の栄養を比べたものが以下。
100gあたり | ケール | 明日葉 |
---|---|---|
ビタミンB2 | 0.15mg | 0.24mg |
ビタミンC | 81mg | 41mg |
ビタミンE | 2.6mg | 4.3mg |
食物繊維 | 3.7g | 5.6g |
鉄分 | 0.8mg | 1.0mg |
表からも明日葉は、ケールよりも栄養が優れていることがわかりますね。
明日葉にしか含まれないカルコンという成分もポイント。
強い抗酸化作用(※)があり、健康維持をしっかりサポートしてくれます。
※抗酸化作用とは、カラダを老化から守る作用のことです。
⇒【ケールを上回る栄養価】おすすめの明日葉青汁ランキングはコチラ!
【桑の葉】お茶にも使われている!ダイエット効果あり♪
桑の葉はお茶にも使われてる原料。
スッキリとした味わいのものが多く、飲みやすい原料です。
注目すべき点は桑の葉に含まれる「DNJ(デオキシノジリマイシン)」。
DNJには血糖値の上昇を抑えるはたらきがあり、医薬品に匹敵するほどの効果を持っています。
また桑の葉は食物繊維たっぷりです。
食物繊維量(100gあたり) | |
---|---|
桑の葉 | 52.9g |
ケール | 3.7g |
明日葉 | 5.6g |
大麦若葉 | 4.0g |
上の表を見ての通り、ケールの約14倍もの食物繊維が含まれているので便秘改善に効果的。
※食物繊維には、腸を活発にして便通をスムーズにするはたらきがあります。
桑の葉をつかった青汁はまだ多くありませんが、飲みやすさと栄養価に優れた原料です。
⇒【青汁原料の期待のルーキー】おすすめの桑の葉青汁ランキング!
飲みやすい青汁を選ぶ3つのポイント!
飲みやすい青汁が増えてきているとはいえ、なかにはマズイ青汁もあります…。
「青汁は多くて、どれが飲みやすいのかわからない!」という人も多いはず。
そんな人は、以下の飲みやすい青汁を選ぶ3つのポイントをチェックしてください。
- ケールが主原料でない青汁を選ぶ
- 抹茶・煎茶・緑茶を配合している青汁を選ぶ
- 冷凍ではなく粉末タイプを選ぶ
1.ケールが主原料以外の青汁を選ぶべし
上述したようにケールは苦味が強い素材。
ですので飲みやすさを求めるなら、ケールを主原料に使っていない青汁を選んでください。
主原料で選ぶなら、大麦若葉や桑の葉をつかったものがおすすめ。
クセの少ないスッキリした味わいなので、初めてでも飲みやすいです。
といっても「ケールが入っていると全部マズイ」わけではありません。
ケールにプラスして、他の原料がブレンドされていればケールのクセが抑えられます。
あくまで”主原料がケールだけの青汁”が苦いので、他の原料がブレンドされていないかもチェックしてみてください。
2.「抹茶・煎茶・緑茶」入りの青汁ならお茶感覚で飲める
青汁の中には「抹茶・煎茶・緑茶」が配合された青汁があります。
こういった素材が原料に入っているかもチェックしてください。
いくらクセが少ない原料を使っていても、多少の青臭さは避けられません。
しかしお茶の素材が入っていると、青臭さが極限まで抑えられ、本当にお茶のような味わいになります。
また牛乳や豆乳などとアレンジしやすくなるのも嬉しいポイント。
「抹茶〇〇」みたいな味わいになるので、老若男女おいしく青汁の栄養を摂れます。
飲みやすさ№1の極の青汁
抹茶と煎茶が入っているのがポイント!
青汁をお茶感覚で飲むのにオススメなのが、サントリーの「極の青汁」。
極の青汁には宇治煎茶と宇治抹茶が入っているので、お茶のようにゴクゴク飲めます。
また主原料はクセのすくない大麦若葉。
スッキリと飲みやすい大麦若葉に、お茶の素材をブレンドしているので青汁の苦味が気になる人には特にオススメの青汁です。
3.冷凍ではなく”粉末タイプ”の青汁を選ぶ
青汁には以下の2つのタイプがあります。
- 冷凍タイプ
- 粉末タイプ
上記のうち、飲みやすいのが粉末青汁です。
そもそも冷凍青汁とは「野菜の搾り汁をそのまま冷凍した」青汁。
ほぼ生の野菜と変わらない栄養を摂れますが、とにかく苦みと臭みが強いんですね。
野菜の絞り汁をそのまま飲むことを想像すると、飲みにくさがわかると思います。
これから青汁を始めるのであれば、迷わず粉末青汁を選んでください。
青汁を「牛乳」や「ヨーグルト」でアレンジするとおいしさアップ!
牛乳の甘さがプラスされて抹茶ラテ風味♪
ヨーグルトにトッピングでデザート感覚!
どうしてもそのまま青汁を飲むのはキツイという人は、青汁アレンジがオススメです。
手軽にできて、おいしい青汁アレンジがこちら。
- 牛乳アレンジ
- ヨーグルトアレンジ
牛乳アレンジは牛乳のマイルドな甘さがプラスされ、抹茶ラテのような味わいになります。
冷蔵庫に余っていれば、すぐにできる簡単アレンジ。
またヨーグルトアレンジなら、青汁をデザート感覚で摂れます。
意外な組み合わせですが、ヨーグルトの酸味でサッパリしたおいしさです。
固形なので、朝食やおやつの代わりにピッタリ。
毎日同じ青汁だと、どうしてもマンネリ化してしまいがちです。
飽きずに続けるためにも、たまにはアレンジをしてみてください。
【ケール青汁はアレンジに不向き】
ケール青汁はクセが強いので、アレンジには向いてません。
クセが強いケール青汁にアレンジを加えると、逆に不味くなる可能性があります。
アレンジをするなら、大麦若葉・明日葉・桑の葉の青汁がオススメです。
青汁のマズさについて まとめ
青汁はマズイと思われがちですが、今回解説したように青汁はどんどん飲みやすくなっています。
以下の3つのポイントを押さえて、飲みやすい青汁を見つけてください。
- ケールが主原料でないか
- お茶の素材を配合しているか
- 粉末タイプの青汁か
そして青汁の健康効果を実感するには、毎日飲みつづけることが大切です。
飲みやすい青汁なら、毎日ムリなく青汁を飲んでいけます。
飲みやすい青汁を今すぐ知りたい!という人は、こちらの青汁ランキングをチェックしてください。
汁太郎
【青汁歴】
7年6ヶ月
【イチオシ青汁】
リッチグリーン、極の青汁
こんにちは!青汁歴7年以上、飲んだ青汁は20種類以上。学生時代、不摂生で体調を崩して しまったことをきっかけに青汁デビューしました。それ以来日々の栄養サポートのため、毎 日欠かさず飲んでいるほどの青汁モンスターそれが私、汁太郎です。記事では皆さんの悩み に寄り添って、青汁の”特徴や味わい”をありのままに伝えることを心がけていきます!
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