青汁で乱れた腸内環境を改善!効果的な3つの成分とオススメ青汁を紹介します。
青汁は腸内環境が改善できるメジャーなアイテムの1つ。
「腸活(※)」が流行っていることもあり、青汁が注目されています。
(※)腸活とは腸の活動を活発にして便秘を消化し、腸内環境をととのえること。
そんな腸活には、青汁の3つの成分が役立ちます。
今回は青汁の腸内環境を改善する、3つの成分について解説していきます。
- この記事を監修してくれた先生 -
北垣 毅(きたがき たけし)先生
たけしファミリークリニック院長
千葉大学医学部臨床教授
高知大学医学部卒業後、亀田総合病院総合診療科医長や東川口病院総合診療科部長などを経て、現在、たけしファミリークリニックの院長を務める。
「米国家庭医療専門医」や「米国認定救命救急士」などの資格を持ち、幅広い病気に対応する。
目次
腸内環境を整えるためには「善玉菌」が必須
腸内環境の乱れは、腸内細菌のバランスが崩れることでおこります。
腸には2つの腸内細菌が存在しています。
- 善玉菌…悪玉菌が増えるのを防いだり、腸を活発にする
- 悪玉菌…腸内でガスや毒素を発生させ、腸のはたらきを低下させる
とりあえず、腸にとって「良い役割をするのが善玉菌」「悪い働きをするのが悪玉菌」と考えておけばOK。
2つの細菌は「善玉菌:悪玉菌=2:1」のバランスが理想です。
しかし腸内細菌のバランスが崩れて善玉菌がへると、悪玉菌が増えます。
腸内環境が乱れている人のほとんどが、悪玉菌が増えていることが原因です。
なので腸内環境をととのえるためには、善玉菌を増やさなければなりません。
【日和見菌が細菌バランスの決め手!?】
腸のなかには、善玉菌・悪玉菌のどちらにも属さない日和見菌がいます。
日和見菌は、善玉菌・悪玉菌で多くなったほうの味方をする性質があるんですね。
ですので、善玉菌がふえれば自然と悪玉菌が減っていきます。
体調の変化から腸内環境をチェック
腸内環境の乱れは、身近なカラダの変化から発見できます。
具体的なカラダの変化が以下の4つ。
症状 | 症状が起こる原因 |
---|---|
便やオナラがにおう | 悪玉菌がたくさんの臭い腐敗ガスをだす |
お腹が張る | 悪玉菌が出したガスが排出されずに、お腹にたまる |
肌荒れや体臭 | 悪玉菌がだした毒素が、皮膚や毛穴に影響をあたえる |
倦怠感や口内炎 | 悪玉菌が免疫細胞に影響をあたえる |
上記のような症状がある人は、腸内環境が乱れているかもしれません。
なかでもオナラや便のニオイは気づきやすいポイントなので、気になる人は青汁ではやめに対策をしましょう。
腸内環境の改善に効果的な青汁の3つの成分
上述したように腸内環境の改善には、善玉菌を増やさないといけません。
青汁の以下の3つの成分によって、腸内環境の改善が期待ができます。
- 水溶性食物繊維…善玉菌のエサになりはたらきをサポート
- ビタミンC…ストレスの軽減をして悪玉菌の増加を防ぐ
- 乳酸菌…悪玉菌がふえにくい環境をつくる
1.【水溶性食物繊維】善玉菌のエサになり活動をサポート!
腸内環境の改善ができる青汁の成分のひとつが、水溶性食物繊維。
水溶性食物繊維には以下の2つのはたらきがあります。
- 腸のはたらきを活性化させ、悪玉菌のエサになる廃物を排出する
- 善玉菌のエサになることで善玉菌を活性化させる
上記のはたらきによって、腸内でイキイキした善玉菌を増やします。
また青汁の原料の大麦若葉にふくまれる水溶性食物繊維は、なんとキャベツの10倍。
粉末を溶かして飲むだけなので、手軽に水溶性食物繊維が摂れます。
2.【ビタミンC】ストレスを軽減して悪玉菌の増加を防ぐ
ストレスによる腸内環境の乱れに効果的なのが、青汁に含まれるビタミンC。
ビタミンCは抗ストレスホルモンを生成します。
「ストレスと腸内環境が関係あるの?」と思われるかもしれません。
しかし悪玉菌の増殖を防いでいるのは胃酸です。
ストレスが溜まると胃酸がへってしまうので、ストレスは悪玉菌が増える原因の1つなんですね。
そして青汁に含まれているビタミンC量がこちら。
ビタミンCの含有量(100gあたり) | |
---|---|
大麦若葉 | 140mg |
ケール | 81mg |
レモン | 50mg |
オレンジ | 40mg |
表から大麦若葉には、レモンの約3倍ものビタミンCが含まれているのがわかります。
「最近すぐにイライラしてしまう…。」という人は、青汁でビタミンC補給をしましょう。
3.【乳酸菌】悪玉菌を減らす&善玉菌の栄養になる!
最近の青汁にも使わるようになってきた乳酸菌。
乳酸菌には以下の3つの効果を期待できます。
- 悪玉菌の増殖を抑える
- 腸のはたらきを活発にする
- 善玉菌の栄養源になる
悪玉菌をへらせるだけでなく、善玉菌の栄養源になる成分も作りだすので一石二鳥。
腸内環境の改善を考えているなら、乳酸菌入りの青汁をチェックしましょう。
腸内環境の改善に青汁を飲むならどのタイミングがいい?
腸内環境の改善に青汁をのむなら、夕飯後がオススメ。
1日のなかで最も腸が活動するゴールデンタイムは、22時~2時の間です。
腸が活発になるということは、腸内環境も変化しやすい時間帯なんですね。
夕飯後に飲めばちょうどゴールデンタイムに青汁が効いて、腸内環境をととえてくれます。
「青汁×ヨーグルト」なら食後のデザート感覚で食べられる♪
デザート感覚で食べられる♪
ヨーグルトの乳酸菌がプラスされてパワーアップ!
夕飯後の青汁摂取にオススメなのが、青汁のヨーグルトアレンジ。
まろやかな抹茶風味なので、お子さんから大人までおいしく食べられると思います!
また青汁だけでなくヨーグルトに含まれる乳酸菌も摂れるので、腸内環境の改善にはピッタリ。
おいしさと効果を両立した超(腸)オススメのアレンジです。
クセがある青汁だとヨーグルトと相性が良くないので、アレンジをするなら後述で紹介しているフルーツ青汁を参考にしてください。
【青汁ちゃんオススメ!】めっちゃたっぷりフルーツ青汁
上述したように、腸内環境の改善には乳酸菌入りの青汁がおすすめ。
ですが乳酸菌入りの青汁は、まだまだ多くありません。
数少ないなかでもオススメなのが「めっちゃたっぷりフルーツ青汁」。
めっちゃたっぷりフルーツ青汁は、1杯になんと乳酸菌が1,800万個も配合されてます。
配合されている乳酸菌は胃液などに強く、生きて腸まで届く性質があるんですね。
また主原料はごぼうの10倍の食物繊維量があるクマザサです。
クマザサと乳酸菌をいっしょに摂ることで、しっかりと善玉菌をサポートできます。
フルーツジュースのようなおいしい味わいなので、ジュースを飲む感覚で腸内環境の改善を目指せます。
もちろん上述したヨーグルトとの相性もバツグンです!
青汁で腸内環境を改善 まとめ
青汁には、腸内環境の改善が期待できる3つの成分がありました。
腸内は健康にかかわる器官なので、きちんとサポートしないといけません。
腸内環境を改善すれば、
- 便秘が解消される
- 免疫力アップで病気に強くなる
- 肌トラブルを防止できる
- 体臭・口臭が抑えられる
といった健康効果が期待でき、良いことづくしです。
今回紹介したアレンジや、青汁商品を参考に腸内環境改善のために青汁を取り入れてみてください。
K・塁
【青汁歴】
4年3ヶ月
【イチオシ青汁】
本絞り青汁 ベーシック、サンスター 健康道場
面倒くさがりな性格が高じて、カップ麺ばかりの食生活を送っていたらいつの日か栄養失調 に…。それ以来、知人から青汁を勧められ毎日欠かさず青汁飲んでいます。青汁はとにかく 手軽さが魅力!面倒くさがりやにはとっておきのアイテム!そんな青汁の魅力が1人でも多く の方々に、伝わるよう記事を書いていく所存ございます…。
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