粉末青汁の作り置きはNG!作り置きに向かない3つの理由を徹底解説。
粉末青汁は水に粉を混ぜるだけとはいえ、毎日つくるのは面倒。
「毎日飲む青汁だから作り置きしておきたい」という人も多いはずです。
ところが青汁は基本的に作り置きに向いてません!
- 青汁が作り置きに向かない3つの理由
- どうしても青汁を作り置きたいときの3つのポイント
今回は上記の2つを軸にして解説していきます。
目次
青汁が作り置きに向かない3つの理由
冒頭で述べたように、基本的に青汁の作り置きはオススメしません。
ほとんどの青汁メーカーは、青汁は作ったらすぐに飲むことをオススメしています。
その理由が以下の3つ。
- 空気に触れると酸化して栄養価が下がる
- 水やお茶に比べるて雑菌が繁殖しやすい
- 保存料が入ってないものが多く品質をキープしにくい
1.青汁は酸化で栄養価が下がる可能性がある!
青汁は空気に触れると、どんどん酸化します。
そのため青汁は作ってから時間が経つと、栄養価が落ちてしまう可能性があるんですね。
- ビタミンC
- ビタミンE
- ポリフェノール
- 酵素
上記の成分は特に酸化の影響を受けやすい性質があります。
また青汁を持ち歩く場合、環境によっては熱や湿気で劣化することも・・・。
青汁の栄養素はとてもデリケートなので作りたてが1番です。
2.青汁の雑菌繁殖スピードが早い!青汁の栄養が雑菌のエサになる。
青汁は雑菌が繁殖しやすいのも、作り置きをオススメできない理由の1つです。
青汁の豊富な栄養素はヒトだけでなく、雑菌のエサにもなります。
つまり栄養価の高い青汁は雑菌が増えやすいんですね。
参考:除菌・消臭剤 ピエリモ
特にマイボトルやペットボトルで青汁を持ち歩くと、雑菌が繁殖しやすくなります。
下のグラフは「ペットボトルで麦茶を飲んだときの雑菌の増え方」を表したもの。
引用:RCC健康・医療
ペットボトルで飲んでいる麦茶は、時間が経つにつれて雑菌が増えています。
コップで飲んでいる方は、ほとんど増えていません。
これはペットボトルから飲む時、口から雑菌が入ることが原因。
青汁の作り置きは衛生的にもオススメできません。
牛乳で割った青汁の作り置きには要注意!
青汁のメジャーなアレンジが牛乳割り。
おいしく青汁を飲むために牛乳割りを作る人も多いと思いますが、牛乳割りは水で割った青汁よりも雑菌が繁殖しやすいです。
カルシウムなどの栄養がふくまれる牛乳は、雑菌が繁殖しやすい飲み物のひとつなんですね。
たとえばペットボトルに入った牛乳を、スーパーやコンビニで見かけません。
これは牛乳をペットボトルで保存すると、充分に品質を保てないからです。
参考:家庭の医学豆知識
牛乳割りが美味しいとはいえ、何杯分も作り置きするのは控えましょう。
3.青汁は保存料未使用が多いので品質をキープしにくい
青汁は基本的に保存料が使われてません。
そのため作ってから長期間の保存に向いていないんですね。
青汁は野菜エキスを抽出してドリンクにしたもの。
野菜と同じように時間が経てば、色味や風味がどうしても劣化します。
青汁の色味などが変わったと心配する声もありますが、それだけ添加物が入っていない証拠です。
どうしても青汁を作り置きしたい時の3つのポイント
上述の内容をふまえた上でも、どうしても青汁を作り置きしたい人はいると思います。
もし作り置きをするのであれば、以下の3つのポイントに気をつけましょう。
- 殺菌作用のある成分の入ったものを選ぶ
- 作り置きは1日分だけ
- 冷蔵保存する
1.殺菌作用のある成分の入った青汁を選ぶ
青汁は作ってから時間が経つと、どうしても雑菌が繁殖してしまいます。
せっかく健康のために飲むのに、雑菌まみれの青汁を飲むのは嫌ですよね…。
そこでどうしても作り置きするのであれば、殺菌効果のある成分の入った青汁を選びましょう。
具体的にはカテキン成分が殺菌作用があるとして有名です。
2.作ったその日のうちに飲みきる
作り置きは2~3日も保存せず、1日だけにしてください。
上述したように、
- 青汁の栄養価の高さは雑菌を増やす原因
- 青汁の多くは保存料がつかわれてない
といったことが理由です。
衛生面のリスクと栄養価の劣化があるので、作り置きは1日分にしてください。
また普段から青汁を持ち歩きたいという人は、サプリやゼリータイプの青汁を選ぶのもありです。
水に溶かす必要もないですし、劣化の心配もいらないので気軽に持ち運べます。
3.雑菌繁殖を抑えるためにも冷蔵保存
作り置きする青汁は、雑菌の繁殖を抑えるために10℃以下に冷やして保存しましょう。
マイボトルに入れて持ち歩くときは、保冷剤などがあるといいです。
上のグラフは「食中毒菌のひとつであるサルモネラ菌の繁殖数を温度別で比べたもの」です。
グラフから分かるように、10℃以下の環境では雑菌が増殖していません。
雑菌を増やさないためにも、作り置きをするなら冷蔵保存を心がけてください。
青汁の作り置き まとめ
青汁は基本的に、作り置きはオススメできません。
青汁の栄養を無駄なくおいしく摂りたいならフレッシュなうちが1番。
しかし、どうしても青汁を作り置きしたい時は、
- 殺菌効果のある成分の入ったものを選ぶ
- 作り置きは1日分だけ
- 冷蔵保存する
といった3つのポイントに注意してください。
劣化した青汁を飲んでお腹を壊してしまわないためにも、正しく青汁を取り入れていきましょう。
汁太郎
【青汁歴】
7年6ヶ月
【イチオシ青汁】
リッチグリーン、極の青汁
こんにちは!青汁歴7年以上、飲んだ青汁は20種類以上。学生時代、不摂生で体調を崩して しまったことをきっかけに青汁デビューしました。それ以来日々の栄養サポートのため、毎 日欠かさず飲んでいるほどの青汁モンスターそれが私、汁太郎です。記事では皆さんの悩み に寄り添って、青汁の”特徴や味わい”をありのままに伝えることを心がけていきます!
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