痛風は青汁で予防できる!プリン体が気になる人はケール青汁がおすすめ◎
「風が吹くだけで痛む」とも言われる痛風…。
痛風の患者は今日本には60万人以上と言われ、そのうちの9割以上が男性です。
(参考記事:愛知県薬剤師会)
足が腫れて歩けないほどの激痛がある痛風ですが、痛風を予防するには青汁が効果的。
特にケール青汁には、痛風予防に効く成分がたっぷりです。
今回はケール青汁に含まれる痛風を予防する4つの成分について解説していきます。
- この記事を監修してくれた先生 -
北垣 毅(きたがき たけし)先生
たけしファミリークリニック院長
千葉大学医学部臨床教授
高知大学医学部卒業後、亀田総合病院総合診療科医長や東川口病院総合診療科部長などを経て、現在、たけしファミリークリニックの院長を務める。
「米国家庭医療専門医」や「米国認定救命救急士」などの資格を持ち、幅広い病気に対応する。
目次
「尿酸値」を抑えることが痛風予防のポイント
痛風のおもな原因は尿酸値が上がること。
そもそも尿酸とは、体のエネルギーでもあるプリン体を分解したときに出る”カス”のようなものです。
尿酸は尿といっしょに排出されますが、増えてあまった尿酸は結晶化します。
その結果、結晶化した尿酸が神経を圧迫して痛みが生じるんですね。
また尿酸が増えると糖尿病・心筋梗塞・尿路結石と合併しかねません。
尿酸が増える原因は、
- プリン体が多い魚や肉を食べ過ぎる
- ビールなどを沢山のむ
- 水分不足
といった乱れた食生活によるもの。
痛風だけでなく合併症を予防するためにも、食生活を見直し尿酸値を抑えることが痛風予防のポイントです。
【「足のむくみ」が続くなら痛風になる危険性あり!】
足のむくみが1日中解消されない人は、痛風になるリスクがあります。
むくみは体の水分や塩分が排出されないとことが主な原因。
尿をだす働きが低下しているということなので、尿酸も溜まりやすい状態です。
ずっと足がむくみが引かないは、早めに対策していきましょう。
ケール青汁には痛風予防に効く4つの成分がある!
上述のとおり尿酸を抑えて痛風を予防するには、今までの食生活を大きく改めなくてはいけません。
そこでオススメなのが、冒頭でも紹介した「ケール青汁」。
ケール青汁には、痛風予防に効果的な成分が4つも含まれています。
- カリウム…利尿作用で尿酸を排出する
- ビタミンC…尿酸が排出されるのを助ける
- カルシウム…尿酸が固まってしまうのを防ぐ
- 葉酸…尿酸が生成されるのを抑える
【青汁にプリン体が多いってホント!?】
青汁には痛風の原因の一つであるプリン体が多いというウワサがあります。
しかしこれは真っ赤なウソ!
青汁にはほとんどプリン体は含まれていません。
ビールと比べても6分の1程度なので、1日に何十杯も飲まない限り問題はないです。
1.【カリウム】利尿作用で痛風の原因である尿酸を排出する◎
尿酸の排出に欠かせないのが、青汁に含まれるカリウムの利尿作用。
利尿作用によって、痛風の原因である尿酸の排出がスムーズになり痛風を防げます。
そしてケールのカリウム量は、なんとキャベツの約2倍。
ドリンクを飲むだけでしっかりカリウムが摂れるので、毎日手軽に尿酸値を抑えることができます。
2.【ビタミンC】尿酸が尿に溶けるのをサポート!
痛風の原因である尿酸の排出をサポートするのが、青汁のもつビタミンC。
ビタミンCを摂ると、尿酸が尿に溶けやすくなります。
つまり尿酸がしっかり尿に溶け込み、一度にたくさん排出されるということ。
またケールには野菜や果物と比べても、ビタミンCが豊富です。
100gあたり | ビタミンC |
---|---|
ケール | 241mg |
大麦若葉 | 117mg |
明日葉 | 55mg |
レモン | 50mg |
オレンジ | 40mg |
ビタミンCといえばレモンですが、ケールには表のとおりレモンの5倍ものビタミンCが含まれています。
ケールでビタミンCを摂って、尿酸をスッキリ排出しましょう。
3.【カルシウム】尿酸が固まるのを防ぐ
血中の尿酸は放っておくと、ナトリウムと結びつき固まって痛風の慢性化につながります。
そこで効果的なのが青汁のカルシウム。
カルシウムには、尿酸が血中で固まってしまうのを防ぐ作用があります。
そしてケールのカルシウム量は、100gあたり牛乳2パック分。
文句なしの含有量なので、1杯飲むだけで十分サポートできます。
尿酸は一度固ると排出するのは難しいので、青汁による日々の予防が大切です。
4.【葉酸】尿酸の生成を抑えるには青汁で葉酸を摂ろう♪
尿酸の生成を抑えるはたらきを持っているのが、青汁の葉酸。
そもそも尿酸は「キサンチンオキシターゼ」という酵素によって作られます。
葉酸には尿酸をつくるキサンチンオキシダーゼのはたらきを鈍らせる作用があるので、尿酸値の上昇をガードできるというわけです。
ケールの葉酸量を表したものがコチラ。
(100gあたり) | 葉酸量 |
---|---|
ケール | 120μg |
ほうれん草 | 200μg |
ブロッコリー | 120μg |
かぼちゃ | 75μg |
表からわかるように、ケールにはブロッコリーと同量の葉酸が含まれています。
さすがにほうれん草には劣りますが、毎日ほうれん草を食べるのは非現実的。
青汁なら毎日ムリなく尿酸の生成を抑えられます。
青汁の痛風予防効果をアップさせる2つのコツ!
上述した4つの成分から、ケール青汁には痛風を予防をサポートできることが分かりました。
さらに以下の「2つのコツ」を意識するとで、より予防効果を高めることができます。
- 正しいタイミングで青汁を飲む
- 痛風予防に効く青汁アレンジをする
【①タイミング】痛風を予防するなら青汁を食前に飲もう
青汁で痛風を予防したい方は、青汁を食前に飲んでください。
空腹なときは、一番栄養が吸収しやすいタイミング。
つまり食前に青汁を飲めば、上述した痛風予防にいい成分をきちんと吸収できます。
また食事前に飲めばお腹が満たされるので、食事によるプリン体摂取も抑えれるメリットもあり一石二鳥です。
【②アレンジ】青汁のヨーグルトアレンジで痛風の予防効果アップ
カゼインが尿酸の排出をサポート!
デザート感覚で青汁を美味しく食べられます♪
痛風が心配なひとは、青汁のヨーグルトアレンジを試してください。
ポイントはヨーグルトに含まれる「カゼイン」という物質の、尿酸の排出を促すはたらき。
青汁の成分と合わさり、効果的に尿酸を排出できます。
またアメリカの研究では乳製品の摂取量が多いと、痛風発症リスクが0.6倍も低下するという結果も。
(参考:Mindsガイドラインライブラリ)
さらに青汁のクセも抑えられて、クセが気にならなくなるのも魅力です。
痛風予防にオススメの青汁が「本搾り青汁ベーシック」!
国産ケール100%の青汁♪
カルシウムの吸収率を高める「植物性ツイントース」配合
- 国産のケール100%使用している
- カルシウムの吸収率を上げる成分を配合
本搾りベーシックは国産ケールだけを100%使った青汁。
栄養価の高いケールのみを使っているので、上述の痛風予防に効果的な成分がしっかり摂れます。
また痛風予防に欠かせない、カルシウムの吸収率を上げる植物性ツイントースを配合。
カルシウムの吸収率を、1.4倍もアップしてくれる優れた成分です。
ケール青汁が気になる人は、一度チェックしてみてください。
青汁に期待できる痛風予防の効果 まとめ
今回紹介したようにケール青汁には、
- 尿の回数を増やして尿酸を排出する
- 尿酸が排出されやすいようにする
- 尿酸が固まるのを防ぐ
- 尿酸の生成を抑える
といった作用がある成分が4つもありました。
毎日の食生活の見直しは難しいですが、青汁なら粉末を溶かして飲むだけなのでラクチン。
「毎日お肉やビール三昧で、痛風にならないか心配」という方は、早めのうちから青汁で対策しましょう。
⇒青汁の原料「ケール」の効果8選まとめ!飲みやすいおすすめケール青汁あり◎
K・塁
【青汁歴】
4年3ヶ月
【イチオシ青汁】
本絞り青汁 ベーシック、サンスター 健康道場
面倒くさがりな性格が高じて、カップ麺ばかりの食生活を送っていたらいつの日か栄養失調 に…。それ以来、知人から青汁を勧められ毎日欠かさず青汁飲んでいます。青汁はとにかく 手軽さが魅力!面倒くさがりやにはとっておきのアイテム!そんな青汁の魅力が1人でも多く の方々に、伝わるよう記事を書いていく所存ございます…。
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