青汁の6つの成分が血中コレステロールを下げる!?オススメの青汁3選◎
年齢とともに気になるコレステロール値。
健康診断に引っかからないように気を使っている人も多いと思います。
といってもコレステロール値を下げるためには、
- 食事制限
- 適度な運動
このように生活習慣を大きく変えないといけません。
上記を見て「うわ、面倒くさい…」と感じた人にオススメなのが青汁。
青汁にはコレステロールを下げる6つの成分があるんですね。
今回は青汁のコレステロール値を下げるはたらきと、オススメの青汁を紹介します。
- この記事を監修してくれた先生 -
北垣 毅(きたがき たけし)先生
たけしファミリークリニック院長
千葉大学医学部臨床教授
高知大学医学部卒業後、亀田総合病院総合診療科医長や東川口病院総合診療科部長などを経て、現在、たけしファミリークリニックの院長を務める。
「米国家庭医療専門医」や「米国認定救命救急士」などの資格を持ち、幅広い病気に対応する。
そもそも血中コレステロールが溜まってしまう原因とは
血中コレステロールが溜まる原因は、食生活の偏りにあります。
コレステロールが溜まりやすいのが以下の食べもの。
- 揚げ物といった脂っこいもの
- スイーツやおかしなどの糖質を含むもの
脂物を食べすぎると、脂質を消化しきれず血管の表面にコレステロールとして溜まります。
また糖質を摂りすぎると糖質が血管を傷つけ、傷を塞ぐためにコレステロールが使われるんですね。
脂っこいものや甘いものが大好きな人は、早めにコレステロール対策をしましょう。
【コレステロールと中性脂肪の違いって?】
コレステロールと中性脂肪は似ていますが、役割が違います。
- コレステロール…細胞膜(※)のもととなる脂質
※細胞と細胞を分ける壁のこと - 中性脂肪…エネルギー源として貯えられる脂質
どちらもカラダに欠かせない大切な成分です。
しかし中性脂肪が増えると、コレステロール値が上昇する原因に…。
いくらカラダに必要とはいえ、中性脂肪もコレステロールも摂りすぎは禁物です。
生活習慣改善がコレステロール対策のカギ!放っておくと重大な疾患に…
血中コレステロールがたまると血管が詰まり、脳梗塞や心筋梗塞などの重大な疾患につながります。
コレステロールを溜めないためにも、
- 脂っこいもの・甘いものを控える
- 野菜をたくさん取り入れた食生活を心がける
- 適度な運動を取り入れる
といった対策が欠かせません。
つまりコレステロール値を自力で下げるためには、今までの食生活や生活習慣をガラリと変える必要があるんですね。
コレステロールを減らす青汁の6つの成分を紹介!
上述のとおり、生活習慣改善がコレステロール対策のポイント。
しかし生活習慣をすぐに変えることは容易ではありません…。
そこでオススメしたいのが冒頭で述べた青汁です。
青汁にはコレステロール値を下げる6つの成分があるんですね。
コレステロール対策の1つとして取り入れるだけでも全然変わってきます。
- 食物繊維…血管にコレステロールが付着するのを防ぐ
- ビタミンC…コレステロールを胆汁酸に変えて排出する
- ビタミンE…固まったコレステロールを分解する
- 酵素…コレステロールが固まるのを防ぐ
- クロロフィル…コレステロールを溜まりにくくする
- カルコン…血糖値を抑えてコレステロールが溜まるのを防ぐ
1.【食物繊維】脂質や糖質をからめとって排出する
青汁の食物繊維は以下の2つにわけられます。
- 水溶性食物繊維
- 不溶性食物繊維
なかでもコレステロールを下げるのに効果的なのが水溶性食物繊維です。
水溶性食物繊維はカラダの中に入るとゲル状に変化して、糖質や脂質に絡みついて便といっしょに排出される性質があります。
粘着テープのローラーを掃除で使ったことがあると思います。
水溶性食物繊維も同じように、
- 粘着テープのローラー
⇒水溶性食物繊維 - 付着するゴミ
⇒脂質や糖質
といったイメージです。
つまり、脂質・糖質を吸着して、コレステロールの蓄積を防いでくれるんですね。
青汁の原料の大麦若葉には、キャベツの約10倍の食物繊維があります。
野菜を毎日たくさん食べなくても、青汁を飲むだけで食物繊維の補給OKです。
2.【ビタミンC】コレステロールを胆汁酸に変えて排出する
青汁に含まれるビタミンCには、血中コレステロールを胆汁酸(※)に変えて排出するはたらきがあります。
※胆汁酸とは脂肪を溶かすための液体のこと
コレステロールを胆汁酸に変えるのは、もともとカラダが持っている機能。
ですがこの機能は、ビタミンCが不足していると機能しません。
青汁でビタミンCをきっちり補給すれば、コレステロールを余すことなく胆汁酸に変えれます。
3.【ビタミンE】固まったコレステロールを分解する
コレステロールは血管に付着したまま放っておくと、酸化して固くなります。
※コレステロールが固まると血管が狭くなり、動脈硬化の原因になります。
青汁に含まれるビタミンEは固まったコレステロールの分解をサポートするので、すでに蓄積したコレステロール除去に役立ちます。
「毎日偏った食生活を送ってきた…」という人でも、青汁でビタミンEを摂れば今からでも遅くはないです。
ビタミンEはビタミンA・Cといっしょに摂ると効果アップ!
効率よくビタミンEの効果を実感するなら、ビタミンA・Cをいっしょに摂りましょう。
ビタミンA・C・Eは3つ合わせて「ビタミンACE(エース)」と呼ばれます。
ビタミンは復数組み合わせることで単体以上の力を発揮する性質がありますが、特に上の3つは相性がよく助け合って効果を高めてくれます。
青汁の原料ケールのビタミンA量は、ほうれん草約5束半に相当。
※ビタミンC・Eの含有量は上述で解説済みなので割愛。
ビタミンACEが十分に補えることも、コレステロール対策に青汁がオススメの理由の1つです。
4.【酵素】抗酸化作用でコレステロールが固まるのを防ぐ
上述でコレステロールは酸化で固まると述べました。
酸化による硬化を防ぐのが青汁の酵素。
酵素にはカラダを酸化からまもる、抗酸化作用があります。
青汁で酵素を摂ることでコレステロールの酸化をガードし、固まるのを防いでくれるんですね。
コレステロールは一度固まってしまうと、なかなか排出されません。
ビタミンEといっしょに摂ることで、予防と改善が期待できます。
5.【クロロフィル】コレステロールにくっついて排出する
腸にある細かな脂質・糖質の吸収を防いでくれるのがクロロフィルです。
※クロロフィルは葉緑体のことで、植物が光合成を行うための成分です。
クロロフィルは、食物繊維の5000分の1という小ささが特徴。
とても小さな成分なので、腸の隙間に入り込みコレステロールをかき出します。
つまり食物繊維で取り切れなかった脂質や糖質を取り除いてくれるということ。
青汁はクロロフィルがたっぷりなので、徹底的にコレステロールの蓄積を予防できます。
6.【カルコン】血糖値を抑えてコレステロールが溜まるのを防ぐ
青汁の原料の明日葉には、カルコンという特有成分があります。
カルコンには、血糖値を下げる「アディポネクチン」という成分を増やす作用があるんですね。
アディポネクチンを増やす作用は、カルコンを含む明日葉がダントツ。
血糖値が高いと血管にダメージを与え、コレステロールが溜まる原因に…。
甘いもの好きの人は特に、明日葉のカルコンを摂って予防しましょう。
【カルコンには他にも2つの作用がある!】
カルコンには他にも、
- 抗酸化作用
- 血行改善
といったはたらきがあります。
血管にたまったコレステロールが固まるのを予防し、血流とともに排出できるのも特徴です。
【青汁ちゃんイチオシ!】コレステロール低下に役立つ青汁3選
青汁のなかには「コレステロール値抑制に特化」した商品があります。
今回はコレステロール値抑制に特化した青汁を3つ紹介します。
【ヘルスマネージ大麦若葉青汁-キトサン-(大正製薬)】キトサンがコレステロールの排出を促す!
キトサンがコレステロールの排出をサポート!
製薬会社の青汁なのにスッキリして飲みやすい◎
ヘルスマネージ大麦若葉 キトサンは、コレステロールを下げる「キトサン」を配合した青汁。
キトサンには「コレステロールを次々に胆汁酸に変化させる」役割があります。
上のグラフは「ヘルスマネージ大麦若葉キトサンを飲み続けたときのコレステロール値の変化」です。
ヘルスマネージを飲んだ人の方が、コレステロール値が大きく下回っているのがわかります。
コレステロール値抑制効果が高いことから、ヘルスマネージ大麦若葉青汁はトクホに認定されました。
そんなトクホ認定の青汁ですが、初回はわずか980円なので試しやすさもバッチリです。
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【緑でサラナ(サンスター)】天然アミノ酸「SMCS」がコレステロールの排出機能をアップさせる♪
缶タイプだから手間がかからずラクチン♪
コレステロールを減らす「SMCS」を配合!
緑でサラナは、コレステロール値を下げる天然アミノ酸「SMCS」を配合した日本初の商品。
以下がSMCSがコレステロールを下げる仕組みです。
キトサンは胆汁酸をつくることに役立っていましたが、SMCSはコレステロールを減らす成分(酵素)のはたらきを高めてくれるんですね。
そしてSMCSもキトサン同様にトクホに認定されてます。
上のグラフは「1日2缶、緑でサラナを飲み続けたときのコレステロール値の変化」です。
SMCSを摂っている人の方が、コレステロール値がガクッと下がっているのがわかります。
緑でサラナは手間がかからない缶タイプなので、手軽にコレステロール対策が出来るのも魅力です。
【ユーグレナの緑汁(ユーグレナ)】明日葉×ユーグレナがコレステロール値を下げる!
1週間セットが500円でお試しできる♪
ユーグレナとカルコンがコレステロールを排出!
ユーグレナの緑汁は、今注目の「ユーグレナ(ミドリムシ)」を配合した明日葉青汁。
注目すべき成分はユーグレナに含まれるパラミロンです。
パラミロンは小さな穴が開いたスポンジのような構造の成分。
小さな穴があるので、脂質や糖質を絡めとって排出するはたらきがあるんですね。
また主原料が明日葉なので、上述したカルコンのはたらきも実感できます。
ユーグレナとカルコンをダブルで摂れる上に、今なら1週間セットを500円で試せるので気になる方はチェックしてみてください。
\今なら500円でお試しOK!/ユーグレナの緑汁(1週間セット)の公式サイトはこちら
青汁のコレステロールを下げる効果 まとめ
青汁にはコレステロールを下げる6つの成分がありました。
今回解説した6つの成分を普段の食事から摂るのは、そう簡単ではありません…。
また青汁で予防をしていけば、いざという時に食事制限やムリな運動をする必要もなし!
重大な疾患にならないためにも、当記事で紹介した青汁でコレステロール対策をしていきましょう。
汁太郎
【青汁歴】
7年6ヶ月
【イチオシ青汁】
リッチグリーン、極の青汁
こんにちは!青汁歴7年以上、飲んだ青汁は20種類以上。学生時代、不摂生で体調を崩して しまったことをきっかけに青汁デビューしました。それ以来日々の栄養サポートのため、毎 日欠かさず飲んでいるほどの青汁モンスターそれが私、汁太郎です。記事では皆さんの悩み に寄り添って、青汁の”特徴や味わい”をありのままに伝えることを心がけていきます!
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