青汁の酵素は生命活動の源!5つの効果を徹底解説!
酵素ドリンクなどで一躍注目されはじめた「酵素」。
最近ではたくさんの青汁にも成分の1つとして配合されるようになりました。
そんな酵素は健康を幅広くサポートしてくれる優れた成分なんですね。
「食に気を使っているのに太りやすい」
「何もしていないのに疲れやすい」
「冬場はよく風邪を引いてしまう」
これらに当てはまる人は酵素不足かもしれません。
今回はそんな酵素の効果について解説していきます。
- この記事を監修してくれた先生 -
北垣 毅(きたがき たけし)先生
たけしファミリークリニック院長
千葉大学医学部臨床教授
高知大学医学部卒業後、亀田総合病院総合診療科医長や東川口病院総合診療科部長などを経て、現在、たけしファミリークリニックの院長を務める。
「米国家庭医療専門医」や「米国認定救命救急士」などの資格を持ち、幅広い病気に対応する。
目次
酵素は生命活動の源のような存在!
酵素は大きく分けて次の2つがあります。
- 消化酵素…食物の消化にはたらきかける酵素
- 代謝酵素…人の器官、細胞にはたらきかける酵素
酵素は消化吸収や器官、細胞にはたらきかけるので人が生きていくためには必要不可欠な成分です。
つまり酵素がないと、人も動物も生きていくことはできません。
生命活動の源というわけです。
ただ酵素は1つにつき1つの仕事しかできないのが特徴。
酵素は現在、約3,000種類発見されています。
酵素の効果をより実感したいのであれば、様々な種類の酵素を取り込む必要があります。
酵素は40代を境にどんどん減っていく!?
上述の通り、酵素は生きてくために欠かせない成分でした。
しかしそんな酵素は、年齢とともに減少してしまいます。
引用:ケンプリア
上のグラフは「年齢による酵素量の変化」を表したものです。
グラフから分かるように、酵素は40代を境に一気に減少しているのがわかります。
60歳以降では、ほとんど体内の酵素がありません。
そのため年齢を重ねるごとに、青汁など酵素を含む食品から、酵素を取り入れていくことが大切になってきます。
青汁の酵素に期待できる5つの効果
「生命活動の源」といわれる酵素には5つの効果があります。
- 太りにくい体作りができる
- 腸の運動が促され、便秘が改善する
- 肌のターンオーバーを正常にする
- 血液をサラサラにする
- 免疫力をアップさせる
1.酵素パワーで太りにくい体作り♪酵素がダイエットをサポート
最近では「酵素ダイエット」が女性の間で注目されています。
酵素がダイエットに効果的な理由が、太りにくい体作りができるから。
太りにくい体作りに役立つのが、酵素の代謝を上げるはたらきです。
体のエネルギー消費といえば「運動」というイメージですが、実はエネルギー消費の7割が基礎代謝。
運動では3割ほどしかエネルギーが消費されません。
「たくさん食べてないのになかなか痩せない」という人は、酵素不足が原因の可能性があります。
酵素をしっかり摂って代謝を上げていけば、あまったエネルギー(脂肪)が燃えやすくなるんですね。
結果として「脂肪が燃えやすく、太りづらい体づくり」につながります。
2.消化酵素を補うことで便秘を予防!
便秘予防に欠かせないのが消化酵素。
食べ物を消化する「消化酵素」というと、胃に存在するものと思われるかもしれません。
しかし酵素は腸からも作られています。
腸の消化酵素が減ってしまうと、栄養を吸収するはたらきが低下…。
余った栄養成分は悪玉菌(※)のエサとなり、悪玉菌が増えてしまうんですね。
(※)悪玉菌とは、その名の通り「腸の環境を悪くしてしまう」菌のこと。
悪玉菌が増えると、腸の活動が悪くなるので便秘になりやすくなります。
しかし裏を返せば「酵素をしっかり補っていると、腸内細菌のバランスを保てて、便秘を防ぐことができる」ということです。
【悪玉菌を減らせば口臭予防につながる!】
悪玉菌はガスや毒素を発生させてしまいます。
このガスや毒素は口臭の原因のひとつ。
酵素を補えば腸内細菌のバランスを保つことがきるので、結果として口臭予防にもつながってきます。
3.酵素のはたらきが若々しい肌を作りだす!
年齢とともにシミやシワ、たるみが気になってくると思います。
これらも酵素が減っていることが主な原因。
酵素が減ってしまうと体がサビてしまい、肌トラブルを引き起こしやすくなります。
ここでポイントとなるのが、酵素の2つの作用。
- 抗酸化作用…肌細胞を酸化から守る
- 代謝を上げる…肌の代謝を上げる
これら2つのはたらきによって、肌のターンオーバーが正常化していきます。
肌の代謝や細胞がサポートされることで、肌の生まれ変わりサイクルが促されるんですね。
「若々しい肌をキープしたい」という人にも酵素はおすすめです。
4.酵素の抗酸化作用が動脈硬化を防ぐ
酵素の抗酸化作用は、動脈効果の予防にも効果的です。
動脈硬化のおもな原因が、コレステロールが血中に溜まっていくこと。
この溜まったコレステロールが酸化して固まることで、血管がふさがり、血液の流れが悪くなってしまいます。
結果としてカラダに酸素や栄養が行き渡らなくなり、カラダの不調につながるんですね。
最悪、死につながることもあります。
しかし酵素をしっかり取っていれば、抗酸化作用でコレステロールの酸化を予防することができます。
5.酵素が細胞をサポートして免疫力アップ♪
酵素の抗酸化作用は「免疫力アップ」にも効果が期待できます。
抗酸化作用により、細胞のサビを防ぐことで、細胞が活性化。
細胞がサビずに元気でいることで、細菌やウイルスを効率よくやっつけてくれます。
つまり免疫力があがることで、病気になりづらいカラダづくりにつながるんですね。
サビた包丁だと、うまく食物は切れません。
しかし、サビていない綺麗な包丁なサクッと切ることが可能です。
細胞も同じように、サビていないほうがウイルスなどを撃退しやすくなります。
酵素を摂り入れて、病気に負けない強いカラダを目指しましょう。
酵素を摂るならホット青汁はNG!温めるなら35℃前後がベスト
寒い時期やカラダを冷やしたくない方は、青汁をホットで飲むこともあるかもしれません。
しかし、酵素を摂るならホット青汁NG!
青汁に含まれる酵素は熱にとても弱いのが特徴です。
40℃以上の熱湯を注いでしまうと、酵素は失われてしまうんですね。
酵素の効果を最大限実感したいなら水割りがオススメです。
ただしどうしても温めて飲みたいのであれば、35℃前後の人肌程度のお湯にしてください。
この程度のぬるま湯なら、ほとんど酵素は失われません。
⇒青汁をホットで飲んでも大丈夫?ホット青汁だと栄養価が下がるって本当?
青汁の酵素効果 まとめ
酵素は私たちが生きるために欠かせない成分。
「健康・ダイエット・キレイ」を全てサポートしてくれる優れもの。
しかし、年齢とともに減っていくので青汁などできちんと補給しましょう。
青汁なら野菜の栄養も摂れるというメリットもあります。
酵素入りの青汁を探している方は、以下の記事を参考にしてみてくださいね。
⇒酵素青汁のおすすめ比較ランキング!本当に効果を実感できる酵素青汁を探せ!
K・塁
【青汁歴】
4年3ヶ月
【イチオシ青汁】
本絞り青汁 ベーシック、サンスター 健康道場
面倒くさがりな性格が高じて、カップ麺ばかりの食生活を送っていたらいつの日か栄養失調 に…。それ以来、知人から青汁を勧められ毎日欠かさず青汁飲んでいます。青汁はとにかく 手軽さが魅力!面倒くさがりやにはとっておきのアイテム!そんな青汁の魅力が1人でも多く の方々に、伝わるよう記事を書いていく所存ございます…。
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