青汁で貧血改善!ヘモグロビンを増やして日常的な目まいとサヨナラしよう。
めまいや立ちくらみ、体がだるくてなかなか起きられない…。
近年貧血になる人が増加しており、女性の2人に1人は何らかの貧血があると言われています。
「立つたびにクラっとする…」
「目まいがすることがあってつらい」
実はそんなきつい貧血を青汁で改善できる可能性があります。
今回は青汁の貧血改善効果について詳しく解説していきます。
- この記事を監修してくれた先生 -
北垣 毅(きたがき たけし)先生
たけしファミリークリニック院長
千葉大学医学部臨床教授
高知大学医学部卒業後、亀田総合病院総合診療科医長や東川口病院総合診療科部長などを経て、現在、たけしファミリークリニックの院長を務める。
「米国家庭医療専門医」や「米国認定救命救急士」などの資格を持ち、幅広い病気に対応する。
目次
そもそも貧血の原因・仕組みって?
勘違いされがちですが、貧血は「血の量が少ないこと」ではありません。
正確には「血液中のヘモグロビンが少ない」状態のことを貧血と言います。
血液の働きは様々ですが、中でも大切なのが「酸素の運搬」。
私たちは毎日呼吸をすることで酸素を取り込み、それを血液が体中に送り届けることで正常に活動できています。
しかし、酸素を運んでいるのは血液ではなくヘモグロビンです。
頭に「?」が浮かんでいる方は以下の例を見てください。
- 血液:海
- ヘモグロビン:貨物船
- 酸素:貨物
酸素は体に取り込まれたあと、血液という海の中を、ヘモグロビンという貨物船に乗って様々な場所へ送り届けられるんですね。
当たり前ですが、貨物船がないと荷物を運ぶことはできません。
体が酸欠状態になってしまい、目まいや動悸など貧血の症状が出てしまいます。
ヘモグロビンを増やして貧血改善に導く青汁の成分3つ。
冒頭でも述べましたが、青汁で貧血を改善するのは十分に可能です。
青汁にはヘモグロビンの生成に関わる成分がきっちり入っています。
その成分が以下の3つ。
- 鉄…赤血球の中のヘモグロビンを増やす
- ビタミンB6…ヘモグロビンの原料になる
- 葉酸&ビタミンB12…赤血球を作りだす
この3つの成分でヘモグロビンの量を増やしてあげれば、貧血が良くなるのも当然ですよね。
1.ヘモグロビンの原料になる鉄
貧血になると「鉄分を摂れ!」って聞いたことありますよね。
鉄分を取らなきゃいけないのは「鉄分=ヘモグロビンの原料」だからです。
原料がなければ、当然何もつくれません。
(※)クリックすると拡大します
引用:太陽化学株式会社「鉄に摂取量の目安と充足率について」
上記の画像は性別・年齢ごとに「鉄分の1日あたりの目安量」をまとめたものです。
女性の場合、月経時(生理)にはたくさんの鉄分を取らなきゃいけないことがわかりますね。
たくさんの血液が使われてしまい、ヘモグロビンの量も減るので当然です。
ところが、実際は女性はほとんど鉄分を摂れていません。
※クリックで拡大します
引用:太陽化学株式会社「鉄に摂取量の目安と充足率について」
15歳以上の男性は目安くらい、あるいはそれ以上きちんと摂れています。
しかし女性の場合、70歳以上をのぞく全ての世代で鉄分不足。
「貧血は女性に多い」と言われる理由です。
青汁で鉄分を手軽に摂ることで、鉄分不足を解消してヘモグロビンをたくさん生み出しましょう。
ビタミンCが鉄分の吸収を促進する!?
ビタミンCには鉄分の吸収をさらに良くする効果があります。
ぜひ鉄分と合わせて摂りたい成分の1つですね。
ちなみに青汁にはビタミンCも豊富に含まれています。
2.ビタミンB6がヘモグロビンづくりを加速させる
ビタミンB6にはタンパク質をつくり出す役割があります。
この役割がヘモグロビンの生成を加速させるんですね。
ヘモグロビンは「鉄分+タンパク質」でつくられます。
つまりヘモグロビンを増やすためには、鉄分だけじゃなく、タンパク質もないと不可能ということ。
青汁に豊富に含まれるビタミンB6を鉄分とあわせて摂ることで、豊富にヘモグロビンをつくれます。
3.葉酸とビタミン12は、貧血対策に必要不可欠!
実はヘモグロビンは「赤血球」の中にあるタンパク質です。
ヘモグロビンは赤ちゃん、赤血球は子宮だと考えればわかりやすいでしょうか。
お母さんが正常な子宮を維持していれば、赤ちゃんはすくすく育ちます。
一方、子宮が悪くなっていると赤ちゃんも奇形になったりする可能性すらあります。
ヘモグロビンと赤血球も一緒です。
いくら鉄分とビタミンB6をとって正常なヘモグロビンをつくっても、赤血球がダメならうまく働いてくれません。
赤血球をつくるのは葉酸とビタミンB12。
この2つをきちんと摂ることで、正常な赤血球をつくれます。
葉酸もビタミン12も青汁に豊富に含まれているので、毎日飲み続けることで貧血防止につながります。
⇒妊婦さんに必要な葉酸!青汁なら簡単・手軽に取れて効果も抜群!
貧血には明日葉青汁が1番オススメ!貧血に効果的な成分たっぷり♪
様々な主原料を用いた青汁が発売されていますが、1番オススメなのは「明日葉青汁」です。
以下のグラフを見てください。
緑黄色野菜の王様と呼ばれるケールと明日葉の栄養成分を比較した結果です。
全体的に明日葉の栄養価がケールに負けず劣らずなのがわかりますね。
今回紹介した貧血に効果的な成分もきちんと含まれています。
正直なところどの青汁を選んでも最低限効果は実感できるでしょうが、より効果を感じたいのなら「明日葉青汁」を選びましょう。
以下の記事でおすすめの明日葉青汁を紹介しているので、参考にしてみてください。
青汁の貧血改善の効果 まとめ
実は貧血はきちんと効果のある栄養素を摂っていれば、じゅうぶんに改善できます。
その改善が青汁を1日1杯飲み続けるだけでできるのだから、試さない手はありませんよね。
- 急に立ち上がるとクラッとする
- 暑い日に突然目まいがした
- いきなり謎の動悸に襲われる
などなど、これらの症状に悩まされることがなくなるかもしれません。
青汁を選ぶ際は1番貧血に効果のある成分が豊富な明日葉を選ぶと良いですよ♪
汁太郎
【青汁歴】
7年6ヶ月
【イチオシ青汁】
リッチグリーン、極の青汁
こんにちは!青汁歴7年以上、飲んだ青汁は20種類以上。学生時代、不摂生で体調を崩して しまったことをきっかけに青汁デビューしました。それ以来日々の栄養サポートのため、毎 日欠かさず飲んでいるほどの青汁モンスターそれが私、汁太郎です。記事では皆さんの悩み に寄り添って、青汁の”特徴や味わい”をありのままに伝えることを心がけていきます!
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