青汁で生理不順は改善できる!?青汁に含まれる効果的な成分5つを解説!
「生理のサイクルが気になって、旅行の予定が立てられない…。」
「いつくるか分からないから、仕事に集中できない…。」
そんな生理不順で悩む方は年々増えてきています。
引用:ルナルナ
上のグラフを見て分かるように、女性の79.3%が生理不順の経験者なんですね。
実は青汁には生理不順の改善をサポートする効果があります。
今回は生理不順を改善する、青汁の作用について詳しくみていきましょう。
- この記事を監修してくれた先生 -
北垣 毅(きたがき たけし)先生
たけしファミリークリニック院長
千葉大学医学部臨床教授
高知大学医学部卒業後、亀田総合病院総合診療科医長や東川口病院総合診療科部長などを経て、現在、たけしファミリークリニックの院長を務める。
「米国家庭医療専門医」や「米国認定救命救急士」などの資格を持ち、幅広い病気に対応する。
目次
そもそも生理不順の原因は?
生理不順の原因はホルモンバランスの乱れ。
生理は正常であれば25~35日の周期で来ます。
ホルモンバランスが乱れることによって、この周期よりも短くなったり、長くなったり。
毎月の周期がバラバラになってしまうことを生理不順と呼びます。
ホルモンバランスが乱れてしまう主な原因は以下の5つ。
- 血の巡りが悪い
- ストレス
- 甲状腺の異常
- 冷え性
- 自律神経の異常
上記の不調がホルモンの分泌を邪魔して、生理不順になってしまいます。
生理不順を改善する青汁の5つの成分
生理不順の原因は様々です。
完全に改善するには、青汁を飲む以外に、生活習慣そのものを改善しなければなりません。
しかし青汁を飲みつづけるだけでも、手軽に生理不順の改善をサポートできるのは確かです。
青汁には生理不順の原因にアプローチする成分がたくさん入っています。
- ビタミンB6…女性ホルモンの分泌を促し、ホルモンバランスを整える。
- ビタミンE…ホルモン・抗ストレスホルモンの生成をサポート。
- 亜鉛…甲状腺ホルモンの働きを助ける。
- 鉄分…鉄分不足による冷え性の改善。
- カルシウム…自律神経を正常にする。
1日1杯飲むだけで、これだけ生理不順の改善に役立つ成分をとれるのはラクチンですよね。
1.ビタミンB6が不足すると、ホルモンバランスが乱れる?
ホルモンバランスを整えるのに欠かせないのがビタミンB6。
というのも、ビタミンB6は女性ホルモンのひとつ、エストロゲンの生成を支えているんです。
エストロゲンは卵胞ホルモンとも呼ばれ、以下の機能があります。
- 卵胞の成長を促す
- 子宮内膜の生成をサポート
- 血管の収縮を抑える
エストロゲンによって子宮の働きが促され、生理を正常に行うことができます。
エストロゲンは妊娠や出産にも重要なので、ビタミンB6を摂ることでサポートしましょう。
豆乳に含まれるイソフラボンは、エストロゲンに作りがそっくりで同じような働きをします。
エストロゲンは不足しやすいホルモンなので、豆乳で青汁を溶かして子宮の働きを促しましょう。
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2.ビタミンEがホルモンの分泌を助ける/ストレスにも効果的
ビタミンEの生理不順に役立つ機能は、以下の2つ。
- 女性ホルモンの分泌を調整する。
- 抗ストレスホルモンの生成をサポート。
もともとビタミンEは、不妊を解消するビタミンとして発見されました。
副腎や卵巣に蓄えられ、女性ホルモンの分泌を調節しています。
副腎とは、腎臓の上にあるホルモンを生成する器官のこと。
ビタミンEは、その生理不順を改善する効果で、医療品にも入っているほどです。
さらにビタミンEは抗ストレスホルモンの生成をサポート。
抗ストレスホルモンはストレスに反応して分泌され、体と心の健康を守ります。
ビタミンEを摂取することでストレスが軽減され、ホルモンバランスが整うようになるんですね。
3.亜鉛が甲状腺の働きを正して、生理のサイクルを正常にする
甲状腺は喉仏の下にある器官で、甲状腺ホルモンを出します。
カラダにあらゆる栄養を運ぶ作用があるので、卵胞の成長にも欠かせません。
甲状腺の働きが弱まると、排卵がストップしてしまう恐れがあり、生理不順の原因に…。
正常に甲状腺ホルモンが働くために大切なのが亜鉛です。
甲状腺ホルモンは単独では活動できず、亜鉛が細胞に取り込むことで機能します。
- 甲状腺ホルモン…食べ物
- 細胞…口
- 亜鉛…手
に例えると理解がしやすいです。
甲状腺ホルモンという食べ物を、亜鉛という手がつかんで、細胞という口に運んで体に吸収されます。
もちろん食べ物を口に運ぶには、手が必要ですよね。
つまり、せっかく甲状腺ホルモンが分泌されても、亜鉛がないと上手く働けなくなってしまうんです。
このように、カラダに大切な成分である亜鉛ですが、加齢によって急激に減っていく成分でもあります。
引用:健康エリートハウス
上のグラフを見ての通り、年齢を重ねると亜鉛はガクッと減ってしまうんですね。
亜鉛は、特に女性が不足しやすい成分でもあるので、積極的に摂るように心がけましょう。
4.冷え性は鉄分不足が原因!?
女性の7割が冷え性の悩みを抱えています。
どうしてそんなにも冷え性の人が多いのでしょうか。
その原因は、多くの女性が鉄分不足であるということにあります。
引用:太陽化学株式会社
鉄分には体に酸素を運ぶサポートをする役割があります。
鉄分が不足してしまうと、酸素の巡りが悪くなり冷え性につながってしまいます。
冷え性は、ホルモンの分泌が鈍る原因にもなるので、放っておくと生理不順に。
しかし冷え性は体の中の問題なので、直接温めたり厚着をしても根本的な解決にはなりません。
鉄分をとることで栄養の巡りがスムーズになり、冷え性を改善できます。
5.カルシウムが自律神経を支える
生理不順の原因の1つに自律神経の乱れがあります。
自律神経は無意識のうちに働いてる神経で、生きるために欠かせません。
自律神経には子宮を動かす働きもあるので、生理不順の改善にも重要です。
自律神経の働きを正常にするためにはカルシウムが効果的。
体内のカルシウムの99%が骨と歯にありますが、残り1%は血中に含まれています。
この血中に含まれる1%のカルシウムが自律神経の活動を支えているんですね。
自律神経の乱れは生理不順の慢性化にも繋がるので、カルシウムを摂ることで対策しましょう。
青汁をどれくらいの期間飲めば生理不順の改善を期待できるの?
青汁で生理不順を改善するには、最低でも3ヶ月は続けてください。
青汁はあくまで健康食品であって、薬ではないので即効性はありません。
効果が現れるまでの期間には個人差があり、1ヶ月で効果が出る人もいれば、なかなか効果が出ない人もいます。
目安として、3ヶ月ほど飲み続けると変わってくるのを実感できるかと思います。
生理不順を改善する青汁の効果 まとめ
長年悩まされてる生理不順も、青汁で必要な栄養素をとるだけで改善できる可能性があります。
1日1杯飲むだけなので、そこまで手間もかかりません。
生理不順で悩まされるのと、青汁を毎日1杯飲むこと、どちらが良いのかは明確ですよね。
ただし青汁を飲むだけでなく、
- 早寝早起きする
- 適度な運動で冷えを防ぐ
- 好きなことでストレス発散
- 偏った食生活を正す
といった生活習慣の見直しもすることが大切です。
青汁を飲みつつ生活習慣も少しずつ見直して、辛い生理不順の悩みから解放されちゃいましょう!
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汁太郎
【青汁歴】
7年6ヶ月
【イチオシ青汁】
リッチグリーン、極の青汁
こんにちは!青汁歴7年以上、飲んだ青汁は20種類以上。学生時代、不摂生で体調を崩して しまったことをきっかけに青汁デビューしました。それ以来日々の栄養サポートのため、毎 日欠かさず飲んでいるほどの青汁モンスターそれが私、汁太郎です。記事では皆さんの悩み に寄り添って、青汁の”特徴や味わい”をありのままに伝えることを心がけていきます!
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