【医師監修】青汁おすすめ人気ランキング~青汁ちゃんこんにちは~

青汁の原料 桑の葉にはどんな効果がある?注目を集めている桑の葉の5つの効果!

青汁の原料 桑の葉にはどんな効果がある?注目を集めている桑の葉の5つの効果!

青汁の原料としてつかわれる「桑の葉」。

この桑の葉が韓国でダイエットに効果がある食材として、注目されています。
生活習慣の予防・改善にも効果的で、注目されているのはダイエット効果だけではありません。

日本でも京都に、桑の葉を専門とするお茶屋さんがあるほど、イマ人気の健康食材。
一般のお店にも置かれているので、目にしたことがあるかもしれません。

そんな注目されている桑の葉をつかった青汁には、どんな効果があるのでしょうか。
健康食材として注目されている、桑の葉の効果について徹底解説していきます。

- この記事を監修してくれた先生 -

北垣 毅(きたがき たけし)先生

北垣 毅(きたがき たけし)先生

たけしファミリークリニック院長
千葉大学医学部臨床教授

高知大学医学部卒業後、亀田総合病院総合診療科医長や東川口病院総合診療科部長などを経て、現在、たけしファミリークリニックの院長を務める。
「米国家庭医療専門医」や「米国認定救命救急士」などの資格を持ち、幅広い病気に対応する。

ダイエットだけじゃない!桑の葉の5つの効果

桑の葉の5つの効果!ダイエット効果だけじゃない

桑の葉は中国で古来より薬草としてつかわれたり、お茶などにも使われてきました。
日本でも昔から、薬草や漢方として利用されてきた食材です。

そんな桑の葉には、上述のようなダイエットをサポートする効果だけでなく、健康効果もちゃんとあります。

その桑の葉の効果がこの5つ。

桑の葉の5つの効果
  • 血糖値を抑える
  • 便秘を解消
  • 動脈硬化を予防
  • コレステロールの吸収を抑える
  • 腎臓のはたらきを改善

ダイエットだけでなく、健康効果もしっかりあるのが桑の葉が注目されている由縁です。
昔から薬草や漢方として活用されてきたのも納得できますね。

1.血糖値を抑えて糖尿病を予防

桑の葉に含まれるDNJが血糖値の上昇を緩やかにしてくれる

植物のなかで、桑の葉がいちばん多く含んでいる成分DNJ
その他の植物には、DNJはほとんど含まれていません。

このDNJは、糖質の吸収を抑えて、食後の血糖値をゆるやかにしてくれます。
そのため、桑の葉は糖尿病の予防や改善にはとても効果的なんですね。

桑の葉の血糖値の上昇を抑える効果を表したグラフ

引用:QLEO

グラフにあるように、桑の葉をたくさん摂るほど、血糖値の上昇がゆるやかになっています。

DNJは食事で摂った糖質の吸収を、すべて阻止するわけではありません。
ゆっくりと少しずつ吸収されるようにしてくれます。

ゆっくり効果が出てくるので、継続して桑の葉を摂ることが大事です。
どんな健康効果も継続していかなければ、効果を実感しにくいですね。

2.便秘解消。食付繊維がケールの14倍!

食物繊維と有機酸が便秘解消のポイント

DNJで吸収されなかった糖質は、腸のなかで分解され有機酸(悪玉菌のはたらきを抑える効果のある成分)になります。
これによって、善玉菌にとっていい環境になり、便秘解消をサポートしていくんです。

食物繊維も便秘解消をしていく上では欠かせません。
食物繊維は、腸のはたらきを活発にして、老廃物を排出しやすくしてくれる成分。

桑の葉にもそんな食物繊維がたくさん含まれています。
青汁のメジャーな原料「ケール・明日葉・大麦若葉」と比較してみました。

食物繊維量(100gあたり)
桑の葉 52.9g
ケール 3.7g
明日葉 5.6g
大麦若葉 47.2g

桑の葉はあの「緑黄色野菜の王様 ケール」の、約14倍も食物繊維があります!

この豊富な食物繊維と、DNJのはたらきによって効率よく便秘の解消ができるんですね。

3.動脈硬化を予防

桑の葉に含まれるフラボノイドには、悪玉コレステロールが増えるのを抑え、動脈硬化を防ぐはたらきがあります。

また桑の葉の、γアミノ酪酸(GABA)という成分には血圧の上昇を抑える効果もあり、高血圧の予防も期待できるんです。

この2つのはたらきで、

といった命にかかわる病気を防ぐことにつながります。

悪玉コレステロールが増えると、血液がドロドロに。
ドロドロした血液がだんだんと血管内にたまっていき、次第に固まってきます。
※健康診断などでは、悪玉コレステロールはLDLコレステロールと記載されていることが多いです。

これが動脈硬化の原因。

悪玉コレステロールが増える原因の多くは、食生活や生活習慣の乱れにあります。

4.コレステロールの吸収を抑える

桑の葉に含まれる植物ステロールには、コレステロールの吸収を邪魔するはたらきがあります。
吸収しにくくすることで、コレステロール値を改善していきます。

また中性脂肪は悪玉コレステロールを増やす原因です。
食物繊維とフラボノイドが、すでにたまっている中性脂肪を排出

これによって血中のコレステロールも下がっていきます

桑の葉には、基礎代謝をあげるのに欠かせないビタミンB群が豊富。
1日のエネルギー消費の70%が基礎代謝です。その基礎代謝を上げていくことで、効率よく脂肪を燃焼できます。

桑の葉のはたらきで、コレステロールが溜まりにくく、燃焼しやすいカラダ作りができるんですね。

5.腎臓のはたらきを改善

桑の葉に含まれるビタミンB1ルチン肝臓のはたらきを改善してくれます。

ビタミンB1は腎臓のはたらきをサポート
ルチンは腎臓が弱ってコントロールできなくなった、血液や体液の流れを正常にしてくれます。

腎臓には、血液や体液の流れ・量をコントロールするはたらきがあるんです。
なので腎臓が弱ってしまうと、カラダ全体が悪くなってしまいます

腎臓は異常がおきてもわかりにくい臓器なので、桑の葉で普段からケアしてしきましょう。

桑の葉の効果を高めるポイント

桑の葉の効果を高めるなら食事前か食事中がオススメ

桑の葉には上述のような効果を高めるためには、食前15分前~食事中に摂るのがオススメ。

桑の葉を摂る効果的なタイミング

引用:桜江町桑茶生産組合

食事のかなり前や、食後に摂ってしまっては桑の葉の効果を十分に実感できません。

桑の葉のDNJは、血糖値をコントロールするのに重要な成分。
食後だと、すでに糖質がカラダに吸収されてしまったあとなので、手遅れになります。

桑の葉をつかったお茶や青汁を、食事中のお茶のかわりにするのがいいでしょう。

しっかりと効果を実感するためにも、毎日続けることもポイントです。
毎日の習慣にすることが、健康の近道になります。

桑の葉には副作用はないの?

桑の葉は健康食材だから副作用はなし!摂りすぎると下痢になる可能性もある

桑の葉に副作用はありません。あくまで健康食材です。
安全な健康食材として、青汁やお茶などに利用されています。

ただお腹がよわい人は摂りすぎると、下痢などの症状がでることもあるので気をつけてください。
桑の葉は食物繊維がおおいので、人によっては整腸作用がつよく出ることがあるからです。

お腹の不調がつづくようでしたら、量を少なくするなどの調整をしてみましょう。

妊娠中でも大丈夫?カフェインは入っているの?

妊娠中はカフェインの摂取をできるだけ避けたいですね。
「桑の葉はお茶にもなってるけどカフェインは大丈夫?」と、不安に感じる方もいるかと思います。

ですが桑の葉は、ノンカフェインなので安心してください。

妊婦さんや授乳中のママさんが摂っても大丈夫です。
ノンカフェインなので、夜でも気にせず摂ることができますね。

飲みすぎはNG!

桑の葉には食物繊維が豊富ですが、食物繊維には水分を吸収して膨らむ性質があります。
過剰に摂りすぎると、この性質によって妊娠中のお腹を圧迫することがあるんです。

胎児や母体に負担をかけてしまうので、摂りすぎはやめましょう。

一度にたくさん摂っても、効果が早く出るわけではありません。
決められた量を継続して摂ることを心がけてください。

 高血圧の治療をしている人は注意!

高血圧の治療で「血圧降下剤」などを飲んでいる人も、摂りすぎには注意が必要です。

桑の葉には、血圧の上昇を抑えるはたらきがあります。
この作用と、くすりの効果が合わさることで、血圧を下げる効果が強くなる可能性もあるんです。

血圧が下がりすぎると、

といった症状を引き起こしかねません。

高血圧で治療を受けている人は、摂る前にいちど医師に相談することをおすすめします。

青汁の原料 桑の葉の効果 まとめ

桑の葉には希少な成分のDHJや、食物繊維がたくさん含まれていました。
それぞれが力を合わせて上述のようなたくさんの健康効果を発揮します。

みなさんが抱えている健康の悩みも、1つはあったのではないでしょうか。

健康なカラダ作りには欠かせない効果ばかりなので、どんな人にもオススメできる食材です。
健康食材として注目されていることにうなずけますね。

には、特に桑の葉の効果を体感してもらいたいです。

この記事を書いたライター

編集長

【青汁歴】

10年

【イチオシ青汁】

極の青汁、えがおの青汁満菜

編集長

家の中だけでなく、電車の中や仕事・学校の休憩中でもサッと読めて、かつ分かりやすい記事をお届けすることをモットーにしています。今日では青汁は健康だけでなく、ダイエット・美容の場でも活躍。老若男女問わず利用される商品だからこそ、ニーズをきちんと見定めた情報提供に努めます。余談ですが青汁の始まりは私の故郷、岡山です。

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