二日酔いの症状には青汁が効果的!?青汁の5つの働きで翌日スッキリ!
「青汁=栄養補給」というイメージをもっている人が多数だと思います。
しかし青汁の成分は二日酔い解消にも効果的。
日頃から青汁を飲んでいれば、
「付き合いでビールや焼酎をガブガブ飲んでしまった。」
「翌朝になっても吐き気が止まらないし、気分は最悪…。」
といった時でも、吐き気・頭痛・だるさといった症状緩和が期待できます。
今回は二日酔いに効く青汁の5つの働きをメインに解説するので、二日酔いになりやすい人は必見です。
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- この記事を監修してくれた先生 -
北垣 毅(きたがき たけし)先生
たけしファミリークリニック院長
千葉大学医学部臨床教授
高知大学医学部卒業後、亀田総合病院総合診療科医長や東川口病院総合診療科部長などを経て、現在、たけしファミリークリニックの院長を務める。
「米国家庭医療専門医」や「米国認定救命救急士」などの資格を持ち、幅広い病気に対応する。
目次
二日酔いの原因とは?どうすれば症状緩和できる?
二日酔いの原因は、アルコールが分解されて作られる「アセトアルデヒド」という有害物質。
大量にアルコールを摂ると、アセトアルデヒドが排出されず体に蓄積します。
例えば自分が仕事をしている時に、他の仕事をどんどんと増やされたとします。
一度にできる仕事量には限界があるので、その日のうちに終わらないかもしれません(全部排出できない)。
こうして、次の日に持ち越してしまった仕事(アセトアルデヒ)こそが二日酔いです。
アセトアルデヒドは毒性が強い物質なので、
- 頭痛
- 吐き気
- 不快感
- 胃の痛み
といった症状を引き起こすというわけです。
二日酔いを防ぐには「肝臓の働きを高める」「有害物質を減らす」という2つがポイントになります。
二日酔いに効果的な青汁のはたらき5つを紹介!
青汁には「肝臓サポート」「有害物質を減らす」といった働きを含む、5つの二日酔いに効く効果があります。
- アルコールの分解をサポートする
- 有害物質アセトアルデヒドを減らす
- 二日酔いによる頭痛を抑える
- 飲み過ぎによる胃もたれを和らげる
- アルコールの吸収を抑える
1.青汁が肝臓のアルコール分解をサポート!
アルコール分解を担う肝臓をサポートするのが、青汁のビタミンB群。
ビタミンB群には、
- ビタミンB1・B3…アルコール分解を促す
- ビタミンB2・B6…肝臓の働きを助ける
といったアルコール分解力を高めるはたらきがあります。
実際二日酔いなどに効く栄養ドリンクには、ビタミンB群にこだわった商品があるほどです。
(参考:興和株式会社)
またビタミンB群は単独で活動することは少なく、それぞれが支え合って効果を発揮します。
ケール (100g) |
野菜との比較 | |
---|---|---|
ビタミンB1 | 0.06mg | かぼちゃ約1/8個分 |
ビタミンB2 | 0.15mg | ゴーヤ約1/2本分 |
ビタミンB3 | 0.9mg | 長ネギ約1本分 |
ビタミンB6 | 0.16mg | ほうれん草約1/2把 |
上の表のとおり青汁の原料のケールは、ビタミンB群がバランスよく含まれているのでアルコール分解をサポートできます。
2.青汁の成分が二日酔いの不快感をもとから絶つ!
上述のとおり二日酔いの吐き気や頭痛は、有害物質のアセトアルデヒドによるもの。
飲みすぎた次の日の不快感に効くのが、青汁のスルフォラファンという成分です。
スルフォラファンには有害物質を減らす働きがあるので、二日酔い解消には欠かせません。
「食品別のスルフォラファンの解毒酵素力の比較」したグラフが以下。
引用:村上農園
図を見てわかるように、スルフォラファンの分解量はウコンの25倍です。
またウコンを大きく上回るスルフォラファンの含有量は、ケールの青汁でブロッコリーの2倍。
某ウコンドリンクを飲まずとも、日々の青汁でサポートOKです。
3.血管の広がりを抑えて頭痛を改善する♪
4.青汁がお酒による胃もたれを解消する!
ネット上には「青汁が胃にダメージを与える」という情報がありますがむしろ逆。
青汁には胃を丈夫にして炎症を防ぐ作用があるので、飲み過ぎ食べ過ぎによる胃もたれに効果的です。
青汁に含まれる成分と、胃もたれに効くはたらきがコチラ。
- 《キャベジン・βカロテン》
⇒荒れた胃を修復する - 《カルコン》
⇒胃酸を抑える
そもそもアルコールには、胃液の分泌を促す作用があります。
一度にたくさんのお酒を飲むと胃液が過剰に分泌され、胃が炎症を起こしかねません。
「飲み会の翌日は必ず胃もたれしてる」という方は、青汁でサポートしていきましょう。
5.青汁がアルコールの吸収を抑える
青汁にはアルコールの吸収を抑えて、二日酔いを予防するはたらきがあります。
これは青汁に含まれるポリフェノールの1種「フラボノイド」の働きのおかげ。
フラボノイドには体にアルコールが吸収されるのを防ぐ作用があるので、二日酔いの症状を軽減できます。
すぐにアルコールが回る人にはピッタリの成分です。
青汁の二日酔い対策の2つのポイント
青汁は上述した5つのはたらきから、二日酔いをしっかりサポートできます。
さらに以下の2つのポイントを抑えれば、より青汁の効果を高められるのでチェックしてください。
- 二日酔いに効果的な原料の青汁を選ぶ
- 正しいタイミングで青汁を飲む
①二日酔い対策ならケール青汁を選ぼう!
青汁の二日酔い解消の効果を十分に感じるなら、ケールが原料の青汁を選んでください。
ケールには上述で紹介した、
- スルフォラファン
- ビタミンB6
- キャベジン
といった二日酔いに効果的な成分がギュッと詰まっています。
またケールは”緑黄色野菜の王様”といわれるほど栄養満点なので、栄養補給に関しても文句なし。
「栄養不足」「飲み会続き」この2つのワードにピンっと来た方は、ケール青汁をチェックしてみましょう。
急な飲み会でも対応できるオススメ青汁は「ステラの贅沢青汁」
健康維持と二日酔い対策にオススメな青汁が「ステラの贅沢青汁」。
ケールをベースとしていて、粒タイプの青汁というのが最大の特徴です。
粒を水で流し込むだけでOKなので、急な飲み会の前でも素早く青汁を摂取できます。
また無味なので、青汁のクセが気になる人でも難なく飲める青汁。
初回は980円とリーズナブルなので、気になる方は試してみてください。
②二日酔い対策は青汁を飲むタイミングで決まる
二日酔い対策に青汁を飲むなら、目的によってタイミングが異なります。
目的別のタイミングは以下。
- 二日酔いの解消したい
⇒飲み会などのあとに青汁を飲む - 二日酔いの予防したい
⇒お酒の席の前に青汁を飲む
飲み会から帰宅したあとに青汁を飲めば翌日のだるさもなく、スッキリした寝起きが期待できます。
また食事前の空腹時は、栄養を吸収しやすい状態。
そのため青汁の成分をしっかりと吸収して、二日酔いを予防できます。
【青汁の二日酔い解消効果に即効性はない!?】
青汁の二日酔い解消効果について解説してきましたが、その効果には即効性はありません。
そもそも青汁などの健康食品は、効果実感までに3ヵ月は続ける必要があります。
※カラダの細胞は90日かけて入れ替わるので、長いスパンが必要です。
毎日飲みつづけることで、カラダの内側から青汁の成分がアプローチ。
少しずつ二日酔いに対抗する機能を高めるので、毎日青汁を続けることが大切です。
二日酔いを解消する青汁の効果 まとめ
今回紹介したように青汁には、
- アルコール分解を助ける
- 二日酔いの原因物質を減らす
- アルコールの吸収を抑える
といった働きを含む、二日酔いに効果的な5つのはたらきがありました。
飲み会でつい飲みすぎてしまう人は、飲み会の前と後に青汁を取り入れてみましょう。
⇒【二日酔い対策にはケール青汁!】オススメの人気ケール青汁ランキング!
汁太郎
【青汁歴】
7年6ヶ月
【イチオシ青汁】
リッチグリーン、極の青汁
こんにちは!青汁歴7年以上、飲んだ青汁は20種類以上。学生時代、不摂生で体調を崩して しまったことをきっかけに青汁デビューしました。それ以来日々の栄養サポートのため、毎 日欠かさず飲んでいるほどの青汁モンスターそれが私、汁太郎です。記事では皆さんの悩み に寄り添って、青汁の”特徴や味わい”をありのままに伝えることを心がけていきます!
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